江東区の整骨院が多くの方の身体のお悩み改善のきっかけとなる話題を発信

おはようございます。

通常の通勤風景が戻ってきましたね。

でも、まだ空きがあるように思えます。本格始動は連休明けになりそうです。

さて、昨日、肝のお話をさせて頂きました。

そうしたら、胆汁のお話は病気とは切っても切れない関係ですよね。そう胆汁の分泌過剰「黄疸」のお話です。

胆汁が全身性に回ってしまったものを症状の一つとして「黄疸」と言います。

黄疸が出る病気として、溶血性貧血・肝がん・膵がん・胆管がんなどがあります。

貧血で黄疸？と思われる方も多いと思いますが、貧血とは総じて「赤血球の数の減少」の事を言います。

溶血性貧血とは「赤血球の成熟前の早期破壊の亢進」という事で赤血球の数が減る病気です。

肝がんとはそのまま肝臓中の悪性腫瘍の事です。これは胆汁が水に溶けやすいままあふれてしまう黄疸です。

膵・胆管がんは胆汁の通り道が塞がれて胆汁があふれてしまう病気です。

暴飲暴食・アルコール依存を放置するといずれも症状の一つとして黄疸が生じてまさしく黄色信号を発信するわけです。

肝臓はサイレント臓器などと言われ発見が遅れる理由は何も直接的な症状が少ないというわけでなく、じわじわ段階を踏んでまるで成長魚のように手を変え名を変えて最終的に「がん」となるからであり、不定愁訴的なものは知識があれば何となく感じる物ですので、乳がんの自己触診同様、気になる方は常に気にしていれば早期発見は可能です。

胆汁は脂肪を分解吸収するうえで必須のものですのでなくてはならないものです。胆汁が無いと脂肪を分解できません。

皆さんは手洗いを石鹸を使いますよね、水だけでは汚れと一緒に染み付いた油を落とせないからです。

胆汁は身体の中の「石鹸」です。それだけでは分解吸収は出来ないのですが、しやすくしてくれます。無いと出来ません。

するとひたすら脂肪は蓄積され、皮下脂肪のみならず、内臓脂肪として蓄えられ続け、肥満、生活習慣病まっしぐら。一生つきあっていかなければならない状況になりかねません。

つづく。